【第58回】2022年8月試験(学科専門試験)問15(季節予報)

問15

図は夏のモンスーン期 (6~9月) におけるアジア域の対流圏上・下層の大気循環を200hPa (左) 及び850hPa (右) の流線関数の平年値で表したものである。この図を参照し、アジア域における夏の大気循環について述べた次の文 (a) ~ (c) の下線部の正誤の組み合わせとして正しいものを、下記の1~5の中から1つ選べ。なお、風の回転成分 (非発散成分) は、流線関数の大きい値を右側に見て等値線と平行に吹く。

(a)
この時期、領域 (ア) を中心に対流圏上層に大きな高気圧性循環が現れる。この循環はチベット高気圧と呼ばれ、チベット高原では夏でも積雪が残り周辺より低温のために出現する

(b)
領域 (イ) では、海面水温が28°Cを超えるとともに、対流圏では上・下層とも西よりの風が吹いており、水平風の鉛直シアーが弱いため、熱帯低気圧の発生・発達に適した環境となっている

(c)
領域 (ウ) は海面水温が高く、下層ではモンスーンの南西風と太平洋高気圧の南縁を吹く偏東風の収束域となるため対流雲が盛んに発生する。この領域における対流活動は、日本の夏の天候に関係し、平年より活発なときには日本付近では高温になりやすい

図:夏のモンスーン期(6〜9月)の200hPa(左)及び850hPa(右)の流線関数の平年値
   





解説
てるるん

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