【第57回】2022年1月試験(学科一般試験)問3(大気境界層)

問3

気温減率が一定で条件付き不安定の状態にある地上から高度1.5km までの大気について述べた次の文章の空欄 (a) 、(b) に入る不等式と語句の組み合わせとして適切なものを、下記の1~5の中から1つ選べ。ただし、乾燥断熱減率は10℃/km、湿潤断熱減率は5℃/kmとする。

この大気において、高度500mで気温が20℃とすると、高度1.5kmにおける気温Tの範囲は (a) である。また、高度500mの空気の持ち上げ凝結高度が高度1kmとすると、この高度500mの空気塊を温度が0.5℃降下するまで断熱的に持ち上げたとき、空気塊は (b)

   





気象業務支援センターによる訂正

本問は、条件付き不安定の大気において、一定条件のもとでとりうる大気の温度の範囲と、これを持ち上げた場合のその後の運動について問う問題でした。

解答選択肢 (a) の記述は、取りうる温度の範囲を ” ≦ ” で記しており、乾燥断熱減率、湿潤断熱減率と同じ温度プロファイルを含むことを意味していることから、厳密には条件付き不安定の範囲とは一致しないこととなります。条件付き不安定の大気については ” < ” を用いるべきであり、厳密には選択肢の中に正解が存在しないこととなりました。

よって、本問については、受験者全員を正解として採点処理することとします。受験者の皆様にご迷惑をおかけしたことをお詫び申し上げます。

解説
てるるん

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備考

試験問題は「一般財団法人 気象業務支援センター」様の許可を得て掲載しています。

当記事の解説は「一般財団法人 気象業務支援センター」様とは無関係ですので、情報の誤りや不適切な表現があった場合には、お問い合わせからご連絡ください。

また、当記事に掲載された内容によって生じた損害等の一切の責任を負いかねますのでご了承ください。

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