【台風】台風は右側が危ない!?危険半円と可航半円ってなに!?

台風の中心付近にある台風の目は、周囲より風が弱くなることは有名です。

しかし、台風の右側と左側で風の強さが異なることは、あまり知られていないかもしれません。

結論から言うと、

台風の右側では風が強く「危険半円(読:きけんはんえん)」と呼ばれ、

左側では相対的に風が弱く「可航半円(読:かこうはんえん)」と呼ばれます。

そこで、今回は

  • 危険半円と可航半円って何?
  • どうして台風の右側では風が強く、左側では弱くなるの?
  • 台風の右側と左側でどれくらい風速差があるの?
  • 台風の左側にいれば安心なの?

という人に向けて、台風の左右での風の違いを解説します!

台風の右側と左側、どちらが強風?

台風は

進行方向右側の風が強い

という特徴があります。

どうして右側は風が強いの?

台風の進行方向右側で風が強まる理由は、

台風自身の風の向きと、台風自体が進む向きが一致して、

それらが合わさって風が吹くためです。

台風の右側は航海が危険であるため「危険半円(読:きけんはんえん)」と呼ばれます。

一方、進行方向の左側では、両者の向きが逆になるため、打ち消しあって風が弱くなります。

台風の左側は比較的風が弱いので「可航半円(読:かこうはんえん)」と呼ばれます。

てるるん

「可航半円」は相対的な表現で、航海できるほど「安全」という意味じゃないから注意してね!

ただし、台風がゆっくり動いている場合には、台風自体が進むことによる効果は小さいので、左右でそれほど大きな違いは出ません。

また、大きな台風の場合は、周囲に存在する高気圧との気圧差によって中心から離れた場所で風が強まることがあり、高気圧との位置関係によって進行方向左側で風が強まることもあります。

台風の右側と左側でどれくらい風速が違うの?

上図は過去の台風(伊勢湾台風、室戸台風、台風7010号)の地上での風速分布を右半円と左半円に分けて示した図です。

縦軸は風速を表し、上に行くほど風が強くなります。

横軸は台風の中心からの距離を表し、真ん中の0は台風の中心、0より右側が危険半円(進行方向右側の半円)、左側が可航半円(進行方向左側の半円)です。

このグラフを見てみると、可航半円(左側)よりも、危険半円(右側)の方がグラフが上に伸びている、つまり風が強いことが分かります。

また、台風にもよりますが、危険半円(右側)の方が、可航半円(左側)より約10m/s強くなっています。

台風情報はどこで見れるの?

台風情報は気象庁が発表しています。

台風の5日(120時間)先までの24時間刻みの予報を6時間ごとに発表します(1日(24時間)先までの12時間刻みの予報は3時間ごとに発表)。

ウェザーニュースやtenki.jpなどでも台風情報を見れますが、基本的には気象庁が発表している台風情報と同じです。

個人的には、気象庁の台風情報が一番見やすいと思っています。

まとめ

今回は台風の左右の風速差を解説しました。

  • 台風は進行方向右側の風が強い。
  • 台風の進行方向右側を「危険半円」、左側を「可航半円」と呼ぶ。
  • 危険半円は台風自身の風速と、台風の進行速度の向きが同じであるため風が強い。
  • 可航半円は台風自身の風速と、台風の進行速度の向きが逆であるため相対的に風が弱い。
  • 危険半円の風速は、可航半円の風速より約10m/s強い。
  • 台風自身の風速が遅いと、左右で風速差は小さくなる。

過去の事例から見ても、危険半円の方が風速が大きく、被害も大きくなりやすいです。

しかし、可航半円だから大丈夫、と思ってはいけません。

可航半円内でも大きな被害をもたらした台風は数多くあります。

正しい知識と行動で台風に備えましょう。

てるるん

なんとなく分かったかな?
読んでくれてありがとう!

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