【第56回】2021年8月試験(学科専門試験)問2(気象ドップラーレーダー)

問2

気象庁が行っている気象ドップラーレーダーを用いた観測について述べた次の文章の下線部 (a) ~ (d) の正誤について、下記の1~5の中から正しいものを1つ選べ。

気象ドップラーレーダーは、アンテナを回転させながら電波 (マイクロ波) を発射し、半径数百kmの範囲内に存在する雨や雪を観測している。(a) 発射した電波が反射して戻ってくるまでの時間から雨や雪までの距離を測り、戻ってきた電波の強さから雨や雪の強さを観測する。また、(b) 戻ってきた電波の周波数のずれを利用して、雨や雪の動き (動径方向の降水粒子の動き) を観測し、降水域の大気の流れを捉えることができる。また、最近導入された二重偏波気象ドップラーレーダーは、(c) 水平方向と垂直方向に振動面を持つ電波 (それぞれ水平偏波、垂直偏波という) を用いることで、(d) 雲の中の降水粒子の種別の判別や降水の強さをより正確に推定することができる。

   





解説
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備考

試験問題は「一般財団法人 気象業務支援センター」様の許可を得て掲載しています。

当記事の解説は「一般財団法人 気象業務支援センター」様とは無関係ですので、情報の誤りや不適切な表現があった場合には、お問い合わせからご連絡ください。

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